少年ジャンプ+で封神演義が50話無料で読めるから太陰大極図について考えてみたよ

ジャンプ+で封神演義が無料で読める
アラサーの皆さん、少年ジャンプで1996年から2000年まで連載されていた藤崎竜の鮮やかな名作『封神演義』が、少年ジャンプ+無料で50話まで読めますよ!

繰り返します。『封神演義』が無料で読めます!(12月31日まで)しかも会員登録も不要です。

「単行本持ってるからいいや~」っていう人も、美しいカラーページが見られるので、ぜひ再読してみてください。

さて、久しぶりに封神演義を読み返してみたら、小学生の頃は気づかなかった「あること」を発見しましたので、シェアさせていただきます。

太公望の衣装についてるあのマーク

太公望の着ている衣装の背中と、前のヒラヒラのところに、こんなマークがありますよね。

太公望と太陰大極図

小学生だったので、「なんかカッコいいマークだなあ」ぐらいにしか思っていませんでしたが、実はこのマークが太公望の秘密の伏線になっていたのです!!

ネタバレになりますので、この先は一応、読み終わって結末を知っている方だけ読み進めてくださいね。

準備はよろしいでしょうか? それでは、あの太公望マークの謎に迫ってみたいと思います。

大陰大極図の意味

白と黒のオタマジャクシに目がついて、ぐるぐる回っているようなこのマーク、名前は「太陰対極図」(たいいんたいきょくず)と言います。

白黒の二色のうち、白は「陽」を、黒は「陰」を表し、この世界は陽と陰、光と影、ポジティブとネガティブから成り立っている、という考えに基づいています。

陰と陽は、スッパリ二つに分けることはできず、光の中にもちょっとは闇があるし、闇の中にもちょっとは光があり、100%の陽もないし、100%の陰もありません。そのため、白の中には黒の、黒の中には白の小さな丸があります。

また、この図を時計のようにぐるっと一周見てみると、白い部分が最大になると黒い部分少しずつ広がっていき、また黒がマックスになると白が出てきます。

「陽極まれば陰となる」「陰極まれば陽となる」という言葉があり、ポジティブ過ぎるとネガティブになり、その逆もしかりということを表しています。

陰と陽、太公望と言えば、そう、彼が出てきますね!

陰と陽、太公望と王天君

太公望は、潔癖すぎるほど善を求める主人公です。それに対して、後半に登場する超悪役が王天君です。二人は敵同士として戦争します。

ところが、二人はもともと一つの魂魄から別れた分身だったのです。

太公望(=陽)と王天君(=陰)は元々同じ魂をもつ一人の人格でした。

最後に二人は融合して、元の人格の記憶を取り戻すことに成功。めでたしめでたしです。

まさか、あの衣装のマークがこの伏線になっていたとは、まったく気がつきませんでした。

なお、もう一つの伏線があります。『封神演義』のコミックスカバー表紙には、1巻から太公望をはじめ登場人物が一人ずつ描かれていますが、太公望と王天君だけが逆立ちしているんですね!

ポジティブもネガティブも同じこと

この世には完全なポジティブもないし、完全なネガティブもない。そして、偏ると反対側にひっくり返る。

善悪の二元論を飛び越えて、新しい道を作っていけ!

そんなメッセージが『封神演義』には隠されているのかもしれません。

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