舐められてしまうのを克服する5ステップ・トレーニング

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何故かいつのまにか下手に出て主導権を取られる。

人から軽く見られやす い、舐められてしまう。

初対面で、対等に話していたはずなのに、なぜ・・・?

そんなお悩みはありませんか?

私は、まさにそんなことで悩んでおりました。

別に立場からしたら先輩なのに、後輩にやたら気を使ってしまうとか。

なぜか下から行ってしまって常に太鼓持ちのお笑い芸人、サバンナ・高橋みたいな感じです。

塾で働いていたとき、それで非常に教えづらかったです。

たまに、こちらの考えていることはお見通しだよという子供がいて、全然言うことを聞いてくれないんです。

「勉強しようよ」って言うんですけど、

「あ、この先生は親から電話が来たからこういってるんだな」と見抜かれてしまう。

「どうしても、ぼくに勉強するやる気を出させたいんですね」とか言われて。

おい、テメェふざけんな!と大事な生徒さんに怒るわけにもいかず、「まあまあ」となだめるのですが、なんかそれも見透かされてニヤニヤしてるのでますます頭に来ちゃいます。

でも、そんな子供でも、別の先生の言うことは聞く。

別にすごく厳しいとか、コワモテの先生でもないんですけど、何か有無を言わせない雰囲気があるんです。

うーん、一体ぜんたい、何が違うのでしょうか?

サバンナ・高橋はお笑い芸人でそういうキャラだから良いですが、人に教えたり、営業をしたりするポジションの人にとって「舐められる」のは致命的です。

相手に話を聞いてもらえず、影響を与えることができないわけですから。

舐められるには、舐められるだけの原因があるはずなのですが・・・

どうして舐められちゃうの?

舐められる人と舐められない人の違いは、自分の感情をコントロールする力の差です。

いかに自分の感情を洞察し、感情から言動に影響を受けないかがポイントになります。

慌てたり、ムッとしたり、別のことを考えていたり、怖がっていたり、自慢したいと思ったり、認められたい、嫌われたくないと思ったり。

そういう感情が出てきたことを自分で認識して、「それには従わないぞ」ということができれば、相手から感情を煽られて操作されることがなくなるのです。

インターネット掲示板の「2ちゃんねる」を作ったひろゆきさんという人がいます。

この方がテレビやインターネット動画などで討論をすると、相手の方はたいてい怒ってしまうようです。

だいぶ昔ですが、あるとき見た番組では、「2ちゃんねる」の書き込みで名誉を傷つけられたり、いじめの温床になったりしているということで、掲示板という場を実名のみに規制するべきでは?

という討論が行われていました。

ひろゆきさんの方は、ニコニコして普通に質問したりしているのですが(意図して「煽って」いるのか分かりませんが)、相手の方は「よくそんなことが言える!」とか「ひどい!」とかカッとなってしまいます。

「2ちゃんねるの書き込みを苦に自殺した人がかわいそうじゃないのか!」というようなことを言われても、ひろゆきさんは、やっぱりニコニコしながら意見を述べて対応していました。

ここから読み取れることは、「舐められている!バカにされている!」と感じる人は感情の変化が大きく、そうでない人はいつも変わらない感じであるということです。

つまり、相手しだいで自分が動いてしまうか、相手がどうあろうと自分は動かない平常心でいられるのかが、「舐められる」かどうかの違いに繋がるのです。

ゆえに、自分をコントロールできる人は、相手をもコントロールできてしまうのです。

相手の発言の後ろにある情報(=意図)を汲み取り、そこに乗らないこともできるし、あえて乗っかって調子に乗らせるということも自在です。

「あ、この人は今、ムッとしたな。プライドが高いみたいだぞ」

「こっちの服装を褒めてきたけど、どうも自分の方の自慢に持っていこうとしているな。上手くおだてて乗せておいてあげるか。それともスルーしようか」

などと、手に取るように先を読まれている訳ですから、そうなるともう手も足も出ません。

この「舐められない度」は高ければ高いほど、冷たい人のようになっていきます。

感情の波が小さく、人から何か言われても「ああ、結局こういうことね」とバッサリ見抜いてしまうので、周りからすると共感してもらえない感じになります。

周りの人で思い浮かばなければ、プーチンさんあたりをイメージしてみてください。

冷たさと非情さに安定感がありますよね!

だから、舐められなければそれが絶対にいいかというとそうとも限らないのですが、まあ、せめて子供や後輩には舐められないように、平均値ぐらいまでは上げたいところですね。

次で、いよいよ「舐められるのを克服する5ステップ・トレーニング」を見ていきましょう。

舐められるのを克服するトレーニング

威圧感のある人、絶対に舐めてかかれないような雰囲気がある人の表面的な特徴を一つ一つ真似することでも多少の効果はあるかもしれません。

落ち着いているとか、無言が続いても慌てて自分から話さずにただリラックスしているとか、いつもにこやかであるとか。

しかし、全ては自分の感情をコントロールできなければ、「ああ、頑張ってるんだな」と相手からは見抜かれてしまいます。

次にご紹介するトレーニング方法は、私も半年以上続けて非常に効果を実感しているものです。

どのくらいすごいかというと、以前はイベントやネットワークビジネスなどのお誘いを、あまり興味が無くても断ることができなかったのですが、今は「いきません」「やりません」と普通に断れるようになりました。

どこかの社長さんとかに会っても、もうサバンナ高橋じゃなくて普通の高橋久美で会話できるようになりました。

元の値がめちゃくちゃ低いので、私に直接会われた方は「トレーニングしてそんなものか」と思われるかもしれませんが、だいぶミラクルな進歩なのですよ!

トレーニングは、次のような流れで行います。

1.自分の感情を知り、2.そして感情から影響を受けなくし、3.さらに相手がいても感情の実況中継ができるようにし、4.相手の真意を汲み取り、5.自分は変わらず、いつでも本心を言えることを順番に磨いていきます。

では、さっそく見ていきましょう。

ステップ1 一人のときに自分の感情を実況中継する

一人でいるときでも、頭の中で色んなおしゃべりをしていますよね。

朝起きて、「うわー、寝坊しちゃったヤバイ!」とか、お腹空いて「なんだか、ラーメンが食べたくて集中できないなあ」とか、宅急便が間違い配達をしてきて「ちぇっ」と思ったりするわけです。

普通は、そうした自分の感情の波の内側に飲まれている状態ですが、「自分は今、寝坊をしてヤバイと思っている」と自分の感情について言及することによって、意識は感情の波の上に乗ることができます。

サーフィンの上手な人は、溺れてしまいそうな大波が来ても気分良くスイスイ~と乗っかっていけますね。

まずは、自分の感情と自分の意識を切り離し、感情をよく観察することが、感情に溺れないための第一歩です。

ステップ2 自分の感情の言いなりにならない宣言をする

感情が観察できたら、次に「自分はこの感情の言いなりにならないぞ!」という宣言をしましょう。

「私の感情は今、ラーメンが食べたいと思っている。しかし、私はその言いなりにならない!」と心のなかで強く言います。

これにはオススメのイメージ方法がありまして、コンビニのくじびきボックスぐらいの黒くて穴の空いた箱「感情ボックス」を思い浮かべて、出てきた感情をそこにボンボン投げ入れていきます。

緊張、食欲、承認欲、プライド、差別意識、テンション、そういったものを、黒い箱が無限に吸い込んでくれ、自分の頭はスッキリするんです。

意識でもって、感情から影響されない自分というのを保っていきましょう。

ステップ3 誰かといるときに自分の感情を実況中継する

一人で感情の観察と処理に慣れてきたら、外で人と話すときも脳内で感情を実況中継するようにしてみましょう。

「高橋さん、髪切りました?ショート似合いますね!」

「はい、そうなんですー」(私は、今、髪形を褒められて調子に乗っている、感情ボックス・・・感情ボックス・・・)

のように。

なれないうちは死ぬほど忙しいですが、だんだん慣れると感情の方も落ち着いてきます。

ステップ4 相手の言うことの真の意図を考える

少し余裕が出てきてたら、今度は自分の感情だけでなく、相手の言動の真意にも意識を向けてみましょう。

「エアコン寒くありませんか?」と言われたら、、、

(私が薄着だから気遣ってくれたのかもしれない。いや、自分が寒くて同意が欲しいのかもしれない。いやいや、温度を上げてきてくれということかもしれない)

などと、言葉の裏にはいろいろな意図の可能性があります。

頭はフル回転で考えながら、でも決めつけずギリギリまで判断を保留しておくことがポイントです。

ステップ5 絶対に嘘を言わない練習

これが一番しんどいかもしれません。

絶対にウソを付かないと決めて、思ったことだけを言うようにします。

思考と行動がバラバラになっているときというのは、他から影響を受けやすくなってしまうのです。

たとえば、

「こんどコピーライティングのセミナーをやるんですが、興味ありますか?」とお誘いを受けたとき。

(興味が無いなあ)と思いながら

「うわぁ、コピーライティングすごい勉強したいと思ってたんですけど、ちょっとその日予定が入ってて・・」

などと返事をしてしまうと、相手はまた誘ってあげようと思ってしまうかもしれませんし、見抜く人ならば「あー気を使わせちゃったなあ」と思うでしょう。

相手のことを考えても、ウソを言うのはよくありませんね。

なので、関係性によってですが、

「コピーはあんまり興味ないのでパスで!」と言ってしまえば良いですし、丁寧に返すなら

「お誘いありがとうごじます。でも間に合ってるので大丈夫です」ぐらいでしょうか。

相手が誰でも、何を言われても、自分の本心だけを言い、ウソをつかない。

これを続けていくと、舐められにくくなっていきます。

まあ、相手が「舐められない度」MAXならウソをついてるのもバレバレなので、最初から本音で行くしかないという意味もあります。

嫌われるんじゃないか、相手が怒ってしまうんじゃないか、という不安が最初はあると思います。

でも、本来の自分を出して付き合えない人は、無理をして自分を偽って付き合ってもあとで辛くなるだけです。

その程度で嫌われないぐらい自分の人間的魅力を高めていこうとか、本音の部分を成長させていこうという発想もできますし、まあ相手がその程度の人間だったんだなあと思ってしまってもそれまでです。

実際には、相手のことも考えた上でちゃんと本音で関わっていけば、怒る人はめったにいません。

自分が心を開くと、相手も心を開いてくれ、コントロールの入らない本当の関係性ができるでしょう。

舐められてしまうのを克服するまとめ

言いたいことが言えない、舐められてしまう原因は、自分の感情がコントロールできていないことにあります。

いま、自分がどう思っているのかを意識して、感情に振り回されないぞ!と宣言しましょう。

そして、相手の言葉の表面に反応するのではなく、真意を考えるようにしましょう。

その上で本音で話して関わっていけば、舐められたりペースを持っていかれたりせずに対等な関係性を築くことができます。

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